【アニメ】 アルドノア・ゼロ(全24話) 【※ネタバレ注意】
あらすじ
1972年、アポロ計画の最中に月で地球と火星を繋ぐ古代文明の遺産「ハイパーゲート」が発見された。地球はレイレガリア博士を中心とする調査団を火星に派遣する。その後、火星で古代火星文明のテクノロジー「アルドノア」が発見され、火星側の独占の主張と地球側の共有化の主張が対立し、徐々に火星と地球との軋轢が増していった。
1985年、レイレガリア博士は自らを皇帝と称し、火星に「ヴァース帝国」を建国。1999年、新皇帝となったレイレガリアの息子、ギルゼリアが地球へ宣戦布告する。しかし、突如ハイパーゲートが暴走を起こし月が砕ける大惨事「ヘブンズ・フォール」が発生。ギルゼリアの戦死も伴い、2000年に地球と火星間で休戦協定が結ばれた。この時の教訓から地球側はヴァース帝国軍との交戦を想定して、人型機動兵器「カタフラクト」の操縦・戦闘技術の指導を義務教育として導入することを決定する。
2014年、休戦から10年以上が経った現在も地球側と火星側の和平交渉が進められていた。その一環でヴァ―スから地球へ親善大使が訪れることとなる。物語は、その役目を担う火星の皇女であるアセイラム・ヴァース・アリューシアと、彼女を敬愛する少年スレイン・トロイヤードの二人が地球について語るところから始まる。
(wikipediaより)
以下、ネタバレを含みますので最終話まで見ていない方はブラウザバック推奨
感想
最終話終わりましたね。正直消化不良の感を否めません。トゥルーエンドに辿りつけずノーマルエンドで終わってしまったギャルゲーみたいな後味です(笑)
前々回の記事でアルドノア・ゼロについて触れましたが最終話が終わったのでその感想でも。
主要登場人物ひどすぎない?
終わって振り返ってみるとアセイラム姫、スレイン、伊奈帆たちがしてきた行動がひどすぎて笑ってしまった。
自身の父ギルゼリアと同じように疲弊した自国の民に目を向けず(彼女が疲弊した自国の民を心から想う描写はない)に世界平和を声高に叫んだあげく家臣から戦争するための口実として暗殺を企てられるアセイラム姫。
そんな美しい姫様に恋をした純朴な少年二人が痴情のもつれから互いに協力しあうことを拒んで事態の収拾を立ち行かなくさせる。
アセイラム姫様には内政を考える頭、あるいはまともな側近。思春期の少年たち2人には恋愛感情をひとまず抑えるだけの器量さえあれば防げた戦争だと思うとバカらしく思えてきます。
少し意地悪な解釈かもしれませんが、他に妥当なまとめ方が見当たりません。好意的な解釈の仕方は存在するのでしょうか。
ハイライトシーン
物語として語りたいところは前々回の記事で出し尽くした感があるので本筋と関係あったりなかったりするハイライトシーンでも。
1話 拗ねる伊奈帆の姉
3話 アセイラム姫殿下、ぶっ放す。
6話 空が青いのはレイリー散乱、雲が白いのはミー散乱
9話 勝手にアセイラム姫のドレスを借りるニーナ
9話 ライエ、アセイラム姫殺害未遂
13話 水着回
13話 伊奈帆を労う韻子「おかえり!」
14話からのウユニ塩湖っぽい、新OP好きだった
14話 アナリティカルエンジンで伊奈帆に体重を当てられ照れる韻子
14話 それに対してライエ「わかったわ、あなた本当は馬鹿なのね?」
15話 韻子「べっ~!」
16話 市場で交渉している伊奈帆の姉
17話 伊奈帆姉「私はね、あなたとあなたの住む世界を守りたくて軍人になったの」
17話 ダイエットしたことないライエに驚く面々
17話 過去を引きずるライエ
18話 弟の命令を破っちゃう姉
21話 伊奈帆の目のことを心配する韻子
24話 スレインの命令を破るハークライト
ハークライトが命令を破ったのは、このままだとスレインが死ぬ(地球側なりヴァース帝国側で処刑される)運命しか見えなかったからでしょうね。
主要キャラはしょうもない奴らばかりだけど脇役は好きなキャラ多いです(ザーツバルムとかマズゥールカとかハークライトとかライエとか韻子とか伊奈帆の姉とか)。
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